第52回三重県透析研究会学術集会

開催会場

三重大学医学部 総合医学研究棟(臨床講義棟)
〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174

事務局

第52回三重県透析研究会
学術集会 事務局
三重県透析研究会
〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174
三重大学医学部附属病院
血液浄化療法部内
TEL : 059-231-5403
FAX : 059-231-5569
E-mail :
renal@clin.medic.mie-u.ac.jp

代表世話人ご挨拶

代表世話人小藪 助成尾鷲総合病院 副院長

第52回三重県透析研究会を平成27年2月1日に三重大学医学部総合医学教育棟にて開催させていただきます。微力ではありますが、本研究会の代表世話人を務めさせていただきます。

三重県透析研究会は昭和45年に第1回が開催され、昨年の51回三重県透析研究会は参加者数は452名となっております。地方の県単位の研究会としては非常に多数の参加者数あると思います。

今回研究会を開催するにあたって初めて研究会のテーマを掲げるようにと、𡌛村信介三重県透析研究会会長から命を受けました。血液透析、腹膜透析、腎移植を含めた包括的腎代替療法を提供する必要性については言われるようになり久しくなりましたが、最近では高齢化、合併症を抱えた透析者の管理が日常化し通常の透析療法を提供するだけでは解決できない問題が出現してきています。また一方では長期予後の改善を目指したクオリティの高い透析療法を目指し、長時間透析あるいは在宅血液透析も徐々にではありますが増加してきております。その課題を解決するためには、透析者個々に応じた透析を提供する必要があると考えます。そこで今回の研究会のテーマとして「透析の多様性」とし、皆様と議論したいと考えました。

バスキュラーアクセスについてはAVF、AVGだけでなく、ボタンホール穿刺、動脈表在化、長期留置型カテーテル等の様々なバリエーションが出現してきました。

透析のモードについても、従来のHDだけでなく、on line HDF, off-line HDF、長時間透析、更には在宅血液透析が増加してきています。

特別講演には自ら透析者として在宅血液透析を実践している第二富田クリニックの臨床工学技士の畠山岳士さんに在宅血液透析の素晴らしさを講演していただく予定としております。また今回初めてバスキュラーアクセスについてパネルディスカッションを企画する予定でおります。最近徐々に増加しているボタンホール、動脈表在化、パーマネントカテーテルを県内で取り組んでいる施設の方にご発表いただき、議論したいと考えております。

近年の三重県透析研究会は応募演題も増え、時間的にもかなり制約もあるとは思いますが、白熱した議論を交わし、今後の三重県の透析医療の質の向上に繋がる研究会にしたいと考えておりますので、積極的な演題応募よろしくお願い申し上げます。

本研究会開催にあたり、研究会の趣旨をご理解いただきますと共に、研究会の成功に向けてご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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